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教採体験談インタビュー 第6弾(東京都・小学校) その1

1 はじめに

第6弾の今回は、東京都の教員採用試験に合格された方に、教員採用試験の対策方法やアドバイスについてお話を伺いました。その1では、先生を目指した理由教職教養専門教養論文についてご紹介します。

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教採体験談インタビュー 第6弾(東京都・小学校) その2

2 先生を目指した理由

先生になろうと思ったきっかけは何ですか?

最終的に先生になることを決めたのは、大学4年生で行った教育実習のときでした。高校生のときに「先生」という職業に漠然とあこがれていて、大学で教育学部に入りました。しかし、ボランティアをして先生の仕事が大変だということがわかったので、先生になることを迷っていました。教育実習もとても辛かったのですが、「授業をすることや子どもと関わることが楽しいな」と思えたので、先生になることを決めました。

小学校の先生になることを目指した理由は何ですか?

私は、中学校に教育実習に行っていて、中学校、高校の国語の免許も取得しています。それでも、小学校の先生を目指した理由は2つあります。

私は就活もしていたので、教採の勉強を始めたのは就活が終わった大学4年生の5月中旬からでした。この時期からの対策だったので、中学校、高校と比べて試験で点が取れやすそうだと感じた小学校を選びました。

また、私は生徒に国語の勉強をできるようにさせてあげたいというよりも、「子ども自身のよいところを見つけられるようにしてあげたい」「みんなと一緒に何かをするのが楽しいということを伝えたい」と思いました。このためには、学級担任として子どもと関わることの多い小学校の先生になるほうがよいと思いました。

3 教職教養

☆平成31年(令和元年)度実施の試験内容はこちら(東京都教育委員会HP)

どのような対策をしましたか?

私は最初に過去問を解きました。1年分解いた後、出題された問題を『教員採用試験対策(オープンセサミシリーズ)』で確認したり、この本に載っていなかったものをノートにまとめたりしました。

東京都の教職教養の問題は他の自治体と比べて難しく、私は本番であまり点が取れませんでした。しかし、教職教養は出題範囲があまり広くなくやればやるほど伸びると思うので、過去問で安定して7割くらい点を取れるようにしておくとよいと思います。

4 専門教養

☆平成31年(令和元年)度実施の試験内容はこちら(東京都教育委員会HP)

どのような対策をしましたか?

最初は、『これだけ覚える教員採用試験 小学校全科』という用語集を使っていました。しかし、実際の問題で問われていることがこの用語集のどこに掲載されているのかわからなかったので、先に『教員採用試験対策 問題集 専門教科 小学校全科(オープンセサミシリーズ)』という問題集を進めました。これと同時に過去問も解いていました。問題を先に解き始めたことで、問題の傾向から勉強するべき内容がわかったり、中学校の数学の内容などを忘れていることに気づけたりしました。

専門教養は、一般的な知識があれば過去問から取りかかっても大丈夫だと思います。私は、算数、社会、家庭科、音楽以外はあまり対策していませんでした。

アドバイスをお願いします。

私は、試験が終わった後に専門教養の勉強をしすぎたと思いました。私が受験した年から専門教養の点数で足切りをされてしまうということで、この年の受験者は専門教養を勉強しすぎていたと思います。自己採点をしてみると、専門教養が5.5割くらい、教職教養が3割くらいの得点率でした。

専門教養は範囲が広く対策した箇所が問題に出ないことがあるので、対策した分だけ効果が出る教職教養を重点的に対策しておくとよいと思います。

5 論文

☆平成31年(令和元年)度実施の試験内容はこちら(東京都教育委員会HP)

どのような方法で対策をしましたか?

対策を始めたのは、大学4年生の4月からです。初めは、そもそもどのように論文を書くのかということを、小論文の書き方の本を使って勉強していました。また、週に1~2回、教採を受ける大学の友人と集まり過去問を使って対策しました。そこでは、友人同士で書いたものを見合ったり、過去問の他に出題されそうなテーマを友人と週替わりで考えたりしました。

5月頃には教授が友人の論文を添削するのをみんなで見て、このような直し方があるのだということ学びました

論文の内容面ではどのような対策をしましたか?

最初は時間内に書き終えることができなかったので、何時間かけてもよいからとにかく書き終えるということを目標にしていました。

後半では、型を決めて書く練習をしました。私は、「はじめ、生活面の改善案、学習面の改善案、おわり」のような4つの部分に分けて考えました。「はじめ」の部分にあたる、「現在の状況はこのようになっていて、私も問題意識を持っている」などはその場で考えますが、それ以外の「生活面、学習面ではこのようなことをする」「先生になったらこのようなことをする」といったことは、毎回おおよそ同じ内容を書くことができます。各改善案では、色々な内容を大きく網羅できそうな施策、例えば、「これをすることで問題解決能力が育まれます」という内容の型を作っておくと、どのようなテーマにでも当てはめて使うことができます。本番は「はじめ」を考えるだけでよくなるので、心にゆとりもできました。

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7 編集後記

自分なりの勉強方法を見つけたり、比重を決めて勉強したりすることが大切なのだとわかりました。
(編集・文責:EDUPEDIA編集部 小林奈菜)

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