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【教員採用試験 総論】志望理由書で心がけたい3つのポイント

出願書類の中で、特に注力したいのが「志望理由書」。呼び方こそ自治体によって異なるが、履歴書などのほかに、教師を志望する動機や自己PRを提出することは、ほとんどの自治体で求められるものだ。書類として著しい不備などがなければ、志望理由書だけで不合格になることは考え難いにせよ、志望理由書は面接での参考資料として活用されるうえ、内容や形式それ自体も、面接官への心象を左右するものになるでしょう。そのため、推敲に推敲を重ねるべき重要なものです。そこで、是非とも心がけたいポイントを紹介します。

自己PRでは、「教師としての自分」のPRをすること

自己PRとは、要するに自分の長所や個性を伝えて自分を「売り込む」もの。ただ、これをただの自己紹介にしてしまっては不十分です。例えば、「私は高校時代に陸上でインターハイに出場しました」など、顕著な実績は、「売り込み」の材料になります。そして、もしもこれが陸上クラブに入部するための面接であれば、これだけで構わないでしょう。ただ、志望理由書でPRすべきは、「自分がいかに教師として活躍できるか」ということ。

そこで、上記の例であれば、「陸上でインターハイに出場するための努力や、そこでの経験を生かしてどのような教育ができるのか」や、「その経験から、どのような人材を育てたいと思ったのか」といったこと。大切なのは、「子どもたちへの教育のために何ができるのか」という視点です。

自治体の「求める教師像」を踏まえた内容にすること

志望動機にしても自己PRにしても、その内容は、単に教師をめざす理由や自分が貢献できることを書くのではなく、もう一歩踏み込んで、「その自治体の教師をめざす理由」や「その自治体の教育に貢献できる理由」を書くようにしましょう。そのため、志望理由書を書くための大前提としては、自治体の求める教師像をきちんと理解すること。

とはいえ、単にそこで使われている言葉をキーワード的に盛り込めばいいというものではありません。むしろ、求める教師像として描かれている内容は、「熱意と使命感がある教師」のように、多少抽象的であることも少なくありません。「それってどういうこと?」ということを自分の言葉で説明できるようにし、自分にしか書けない内容にできるとよいでしょう。

自分自身の経験に基づいて書かれた「あなたにしか書けないもの」であること。

漠然と「教育」や「学校」「子ども」を語るよりも、自分自身が学校教育や子どもたちと関わった経験から発せられる言葉は、具体的で説得力が増します。また、そうした内容は、いずれ志望理由書をもとに行われることになる面接でも、熱を持って語ることができます。その意味で、志望理由書のためというわけではないですが、教員採用試験に臨むにあたってはボランティアなどの経験をしているかどうかが非常に重要になると思います。

そして、志望理由書で大切なのは、「あなたにしか書けないものになっているかどうか」。「素晴らしい文章であるかどうか」や「客観的に素晴らしい実績があるかどうか」ではなく、あなたがどのような経験をしてきて、何を考えてきて、今現在、どのような教育観の持ち主であるか。これが伝わるものであることが重要です。

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