【国立教育政策研究所】学習指導要領の歴史・変遷

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国立教育政策研究所HPにある学習指導要領に関するページを紹介します。

学習指導要領の過去から学ぶ①

学習指導要領データベース

「学習指導要領データベース」には、学校教育法が制定された昭和22年に、教育課程の基準として作成された学習指導要領の試案から、現行指導要領までの全テキストデータが掲載されています。

よく読めば、現在でも役立つ内容がたくさんあります
例えば、昭和22年・国語科編の読み方の目標(小学校1,2,3年)には「(十四) 情感をふかめ、思索を密にし、経験を豊かにし、個性を発展させていくことは、国語の指導の重要な目標である。」とあり、今も変わらず大切にされていることが分かります。

また、読む前の準備活動「(七) 読むことをしげきするような好ましい環境をこしらえる。」として、クレヨン、木片、庭道具、機械、楽器などを用意して、活動や観察をすることが記載されていて、本に関心を持つためにとても大切な視点だと思います。

学習指導要領の過去から学ぶ②

教育課程の改善の方針、各教科等の目標、評価の観点等の変遷 — 教育課程審議会答申、学習指導要領、指導要録(昭和22年~平成15年) —  平成17年3月

「教育課程の改善の方針、各教科等の目標、評価の観点等の変遷」は、学校教育に求められる資質・能力を検討する際の資料となるよう、これまでの学校教育(教育課程)を方向付けてきた学習指導要領、指導要録の変遷をまとめた資料です。

平成17年3月に発表されたものですが、現在の教育がどのような歩みを辿ってきたのかを知ることは、これからの教育を考えるヒントになると思います。

参考資料

学習指導要領等の改訂の経過 文科省資料

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