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【教員採用試験 体験談】模擬授業 授業の型を決める

平成27年度実施の小学校・教員採用試験に合格したHさん(新卒)の体験談です。

模擬授業で意識したこと

私が受験した自治体は、「試験当日にテーマが3つ提示されて、その中から1つ選び、5分間で考えて、5分間の授業をする」という試験内容でした。大きく3つのことを意識しました。

①授業の流れをつくる

模擬授業の時間は5分間でした。私はどんなテーマでも同じような流れで授業ができるように、ある程度の型を作りました。

最初の3分は、前回の授業の振り返りや本時のテーマに関して先生の経験を伝えたり、子どもたちに質問したりします。

残り2分になると、テーマについて話し合いをしてもらいます。その間に私は机間巡視をします。話し合いを聞きながら、良い意見が出ていたら「それは良い意見だね、後で発表してくれる?」と言ったり、話し合いが滞っていると「大丈夫?どこか分からないことある?」とサポートしたりしました。

最後に「では、発表してください。」というところで授業が終わります。

教科によって全て同じようにできないこともありますが、自分のスタイルを持っておくことで、安心して授業に臨めました。授業の流れが頭の中に入っていると、ゆとりができて、笑顔で話すなど楽しい雰囲気をつくれると思います。

②必ずやることを決める

他に心がけたことは、「模擬授業中に必ず1回は褒める」ことです。忘れないように、授業開始の挨拶の時に「◯◯さん、姿勢が良いね」と伝えるようにしました。

あとは、授業のめあてを書き、それをみんなで読むことです。

③児童役も一緒に授業をつくる

模擬授業を受ける児童役の立場では、受験者が困らないように協力的な態度で臨みました。指名されたら元気よく返事をしたり、発問を受けて最初に挙手したりしました。

当日、実際の模擬授業

当日は「思いやり」というテーマで、内容は道徳の「心の天気」という授業をしました。

最初に、「みんな目を閉じてごらん」と言って、悲しい時は雨、嬉しい時は晴れ、というように自分の心の天気をイメージしてもらいました。

次に、「みんなの心を晴れにしよう」というめあてを立て、「今までどんな時に心が晴れになったかな?」と問いかけました。それから、「友だちにされて嬉しかったこと」を周りの人と話し合う時間をとりました。

模擬授業で学んだ、現場で大切にしたいこと

分かりやすい発問

模擬授業の練習で発問をしても児童役の人たちがぽかんとすることがありました。「何を聞かれているのか分からない」というフィードバックをもらい、そこから分かりやすい発問づくりに気をつけるようにしました。大人でも人と話していて、何を聞かれているのか分からない質問をされると困ります。授業の中で子どもが考えやすい主発問を大事にして授業をつくっていきたいです。

(模擬授業のフィードバック)

声の小さい意見でも

もう1つ、クラスで声の大きい人だけでなく、声の小さい子の意見も引き出せる授業がしたいです。そのために、近くの人と話し合いの時間をとったり、机間巡視で「後でその意見言ってね」と声をかけたりして、みんなの意見を大事にしたいです。

さいごに

試験会場では、「周りに試験を受ける人がいなくて模擬授業の練習ができなかった」という方もいました。他大の人と一緒に練習したり、知人に授業を見てもらうなど、知り合いがいないと難しいかもしれませんが、実際に授業をする練習はできたほうが良いと思います。

(模擬授業対策ノート)

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